ブログを書く人にとって最初の壁とも言われる『Google AdSense』。
2019年になってから『審査がどんどん厳しくなってる!』といたるところで目にします。
かくいうわたしも、Google AdSenseの高すぎる壁に泣かされてきたひとりです。
もうひとつ運営しているブログがあるのですが、そちらでは落ちに落ちること、なんと22回。。。(こんなに落ちた人いるのかなって思う...)
そちらでのアドセンス申請は一旦見送り、もう一つ発信したいなーと思っていた仙台の子育て情報をまとめた街歩きマップがこのブログです。そして、ついに先日!このブログで審査を通ることができました!
嬉しすぎて深夜にコンビニまでご褒美スイーツを買いに行ってしまいました!
『何度申請しても受からないから、新しくブログを開設したら一発合格しました!』という声も聞いていたので、甘い期待を抱いていましたが、今回もまんまと3回落ち、申請4回目で合格となりました。
わたしの場合は『価値の低い広告枠|コンテンツが存在しない』が理由で落ちていたのですが、この理由への対策情報が少なく苦労しました!この記事では同じ理由でアドセンスに通らなくて困っている方に向けて、わたしが申請にあたり対策したことをまとめています。
- 合格時の状況
- 申請1回目|『サイトの停止』&『コンテンツが存在しないサイト』で落ちる
- 申請2回目|またも『コンテンツが存在しないサイト』で落ちる
- 申請3回目|安定の『コンテンツが存在しない』落ち
- まとめ
合格時の状況
まずはアドセンス合格時の当ブログの状況についてまとめておきます。
記事数:7
1記事あたりの平均文字数:1300〜3300文字くらい
カテゴリー数:3
プライバシーポリシー:あり
お問い合わせフォーム:あり
プロフィールページ:あり
Googleアナリティクス登録済み
Googleサーチコンソール登録済み
サイトマップ送信済み(ただし、検出URLはゼロ)
インデックス送信済み(エラーなし)
2019年に入ってからは『少数精鋭記事のほうが受かりやすい』『特化記事で申請したほうが受かりやすい』という合格された先輩方の記事を読んでいたので、記事数が少ないうちに申請を開始しました。
合格時に掲載していた記事はこちら
意外と合格時の状況を見られるサイトが少なく、あればぜひ参考にさせてほしい!と思っていたので、合格時に掲載していた記事をまとめておきます。
▼宮城県でしか利用できない生協『あいコープみやぎ』関係の記事3つ。
▼仙台の子連れ・ママにおススメの飲食店情報記事2つ。
▼子育てのサポート情報として、UberTaxiのレビューと幼稚園選びについての記事。
5記事分毎日更新した時点で申請をし、申請中に追加で2記事公開しました。
記事について気をつけたことは、
- 1000文字以上は書く事
- 見やすくレイアウトをすること
- 画像にalt設定をすること
- 内部リンクなし(しないで様子をみた)
- 外部リンクあり(説明上必要なところにはつけた)
- アフィリエイトリンクなし
- 改行を減らした
こんな感じです。
では、合格までに試行錯誤したことをまとめていきますね。
申請1回目|『サイトの停止』&『コンテンツが存在しないサイト』で落ちる
最初に審査を申請したときの状況はこちらです。
記事数:5
1記事あたりの平均文字数:1300〜3300文字くらい
カテゴリー数:2
プライバシーポリシー:あり
お問い合わせフォーム:あり
プロフィールページ:あり
Googleアナリティクス登録済み
Googleサーチコンソール登録済み
サイトマップ送信済み(ただし、検出URLはゼロ)
インデックス送信済み(エラーなし)
申請を出してから数時間で返事がきました。結果は不承認でした。
他のブログで計22回も(!)アドセンス落ちを経験しているわたしは「なるほど!あるよね!」と強気で受け止めました。
理由は『サイトの停止』。サイト、全然停止してないんですけどね。
はてなブログで運用しているとよくある理由のようで、もうひとつのブログでもこの理由で5回は落ちました。仕方がないので一晩寝て様子を見ると、翌朝もう一通メールがきたんです!
Google様「問題が解決するまでは掲載できません」
えーっっ!追加申請出してないのに、勝手に審査されたー!しかも、おちたー!!
今回の理由は『価値の低い広告枠|コンテンツが存在しないサイト』。
・・・なんですと!?ありますがな!!!
ここから『コンテンツが存在しない』との戦いが始まりました。
『サイトの停止』で落ちた時の対策
それはさておき、『サイトの停止』でまた落ちると嫌なので、
いかきむさんのこちらの記事を参考にさせていただき対策をしました。www.ikakimchi.biz
対策としてやったことは2つです。
"headに要素を追加"欄にスタイルシートのリンクを貼り付けていたのではずしました。別のブログではURL正規化を行っても『サイトの停止』と言われてしまったこともあったのですが、head内をアドセンスコードのみにしたのが大きかったのか、その後サイトの停止理由で落ちることはありませんでした!
『コンテンツが存在しないサイト』への対策
『コンテンツが存在しないサイト』はなかなか情報が少なく苦労しました。
調べてみると『インデックスに登録されてなかった』というケースが多かったです。
わたしの場合、サーチコンソールをみる限りインデックスもされているし、「site:自分のサイトのURL」でインデックスを確認しても全ての記事が表示されていました。
あとは『画像だけがindex登録されてしまっている』というケース。
ワードプレスユーザーの方には起こるようなのですが、はてなブログだと該当しなそう。
ただ、「site:」で検索したときに、下書きに戻していた記事のカテゴリーページが何も表示されていない状態で公開されているのを発見しました。「もしや、これが原因!?」と思い、下書きに戻していた記事を再度公開し、カテゴリー内に記事が最低1つあるようにしました。
- カテゴリー内に何も記事がない状態をなくす(1記事追加)
申請2回目|またも『コンテンツが存在しないサイト』で落ちる
存在してるのになあ。。
またしても原因をさぐるため、調べているとこちらのとことんさんの記事に遭遇しました!
この記事で紹介されていた「改行が文章量に対して多いとコンテンツがないと判断されるのではないか」という仮説に心当たりがありました。
申請当初のわたしの記事はめちゃめちゃ改行をいれていました。最近読んだブロガーさんの記事が改行が多くて読みやすかったので、参考にして一文ずつ改行をいれていたんですよね。
なので、公開していた6記事の改行を出来るだけ減らしました。そして更に、1記事更新し申請をしました。
- 改行を減らす
- 1記事追加
申請3回目|安定の『コンテンツが存在しない』落ち
今までは数時間から1日で落ちメールがきていたのに、今回は4日ほど間があいていたので、「もしや、今回合格しちゃうのでは!?」とにわかに期待が高まっていましたが、安定の『コンテンツが存在しない』落ちでした。
めげない!しょげない!泣いちゃダメ!
インデックス登録もされてるしなあ...と思いつつ、もう一度サーチコンソールを見てみると、カバレッジでは「エラーなし」となっていたので油断していたのですが、「インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません」との表示に気がつきました。
更にサイトマップを見てみると、ステータスは「成功しました」になっているけれど「検出URL:0」。えー!!0!?ってどうゆうこと??
「もしや、これが原因か!?」ということで、こちらのにゃんすけさんの記事を参考にしてドメインプロパティを設定してみました。
そのあと、もう一度サイトマップを送信。
一時間後確認してみましたが...やはり検出URL数は変わらず(とほほ)
(追記※合格時もカバレッジでは「インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません」。サイトマップも「正常に処理されました」となっていますが、検出URLは0のままでした)
他にできることはないかと調べていて、グンジョーマンさんの記事を読ませていただいたら、ひらめきが!
グンジョーマンさんは「サンプルページが残っていたのを発見」し、削除されていました。わたしがインデックスを「site:」で調べた時に気になっていたのが、カテゴリーページについてです。
今までカテゴリーページについて深く考えたことがなかったのですが、調べてみると、カテゴリーページもコンテンツのひとつと見なされているんですね。
「1カテゴリーに2、3記事はあったほうがいい」という説や、「1記事あたり1000字以上」、「コンテンツはテキストの量で判断される(画像ではない)」ということを考えたら、「ここに原因があるのではないか」と思えてきたのです。
申請時のカテゴリーは3つ。それぞれ2、3記事ずついれていましたが、記事一覧形式にしていたため、表示されていたのはアイキャッチ画像とタイトルのみでした。
SEO的にもカテゴリーページは、質の低いコンテンツとみなされるケースもあるということで、カテゴリーをnoindexするという方法もあります。
まろりかモンスターさんの記事で紹介されていました。
カテゴリーページごとnoindexしたかったのですが、はてなブログだとカテゴリーページはnoindexできませんでした。
そこで、noindexできないなら「このページにコンテンツ(つまり文章)を足せばいいのでは?」と仮説を立てました。
はてなブログのカテゴリーページは編集ができます。
サイドメニュー>カテゴリーへ進むと、カテゴリーページ内が編集ができるようになっているんですね。HTML編集もできます。
表示していた3つのカテゴリーに270字前後の説明文を加えました。
この状態で申請した翌々日!!ついに夢にまで見たお姉さまが!!!
おめでとう!?・・・おめでたすぎますよー!!!涙
まとめ
改善策としてわたしがやったことは以下です。
わたしの場合、決定的な合格の要因となったのは「カテゴリーページのコンテンツ化」だったと思います。
もうひとつのブログは「コンテンツが複製されている」で落ちていたのですが、これももしかしたら1記事に対して複数のカテゴリーを登録していたからかもしれない…という気がしてきました。カテゴリーページの重要性について全く考えたことがなかったんですね。
審査が通らない要因はサイトによって違うと思いますが、「なぜ審査に通らないのか」を考えるにあたり、同じように「審査に通らなくて苦労した人」の意見はとても参考になりました。twitterやグーグルで落ちた理由を検索して、最新の情報から自分のサイトに足りないものはなんなのか、チェックしてみるのが近道のように思います。
わたし自身もまだまだブログ初心者で、スタート地点にたったばかりですが、この体験が審査に通らなくて困っているあなたのお役に立てたなら嬉しいです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!